おっ、このレビューが400本目みたいですね。お疲れ自分！
いや本作、最寄りのゲオにも最寄りのツタヤにも都心のツタヤにも、取り扱いすらされなかったんですよ。
半ば諦めていたらなんと、隣駅のゲオにちゃっかり置かれてまして、ここ最近はその店舗しか利用してませんし信用もしてません！
最近は利用頻度が高過ぎて顔を覚えられてそうで、入店する度に恥ずかしい思いでいっぱいです…。
『レクイエム』と聞けば、娘を誘拐される父親を浮かべる方が多いと思いますし、双方主演が同じリーアムニーソン。これは勘弁してほしいですね〜。
しかも本作はアクションシーンなんてほぼ皆無なので、期待して鑑賞すると痛い目見るかもです…。
はい、本作はカトリックとプロテスタントとの紛争の中で、殺人を犯してしまった青年アリスターと、アリスターに兄を殺される現場を目撃した少年ジョーが、30年後にとある番組を通じて和解するというお話です。
加害者も被害者もどちらも30年間計り知れないほどの苦悩を抱えていて、葛藤しているのが痛いほど伝わってきました。
自身の中で罪と責任を許すことが出来るのか、自身の内面との対面を果たしてこそ、誰かを信じ許せる。
実にシリアスで深い作品でした！
原題の"FIVE MINUTES OF HEAVEN(5分間の天国)"の意を是非お確かめ下さい！
