ねこまるキャット

恋人はゴーストのねこまるキャットのレビュー・感想・評価

恋人はゴースト(2005年製作の映画)
3.8
『恋愛観』×『死生観』
新しく住み始めた家に、時折"女性の幽霊"が現れるも、その幽霊は自分が幽霊だという事の"自覚なし"。

調べると彼女は、前の住居者だという事が分かり、お互い家から相手を追い出そうとする"ラブコメ映画"。

ラブコメ映画は、似たり寄ったりの作品が多いですが、"お気に入りの1本"というのがあるかと思います。
当時の見たときの心情であったり、タイミングであったり、思い出の作品として何回も見返したり。

自分はラブコメ映画の中では、こちらの作品が"お気に入りの1本"です^^

というのも、学生時代にふと「ラブコメって未開拓だなー」と思い、レンタルショップで、背表紙がピンク色系のラブコメを15本ぐらい借りて、三日で一気見したんですよね。

しかし、ラブコメを一気見した事によって、どれがどの作品で、どれが面白かったとか、情報がぐちゃぐちゃになって、訳分かんなくなり、1年後には、全てが記憶からなくなるという...^^;

そんな中でも、少しファンタジー要素が強い事もあって、他の作品と差別化が出来て、記憶に残ったのが、こちらの作品です。笑

"仕事と恋愛"、"死への向き合い方"など、ポップで見やすい中にもメッセージ性はしっかりあります。
「泣ける!」「共感出来る!」とかそういう類ではありませんが、テンポよくほっこり出来ます。

キューティーブロンドで、リース・ウィザースプーンが好きになったという方は、こちらもイケるかと🐈

95分と短く、少しサスペンス要素もあり、かなり見やすいので、未鑑賞で興味のある方は是非^^


P.S.寝室で幽霊に腕掴まれて叫んだら、猫だったって経験ある