これぞ王道ラブコメ!なんとなくラブコメ観たかったらこれを観よ!
突如事故でゴーストとなってしまった女性医師と1人の男性のお騒がせ恋愛劇。最初は磁石のN極同士のように反発していた2人は強く惹かれ合っていく。ラストがありきたりだけど好きだ!
〈感想〉
リース・ウィザースプーンといえばラブコメ。そんなイメージですが、私あんまり彼女の出演作は観たことありません。
アカデミー賞主演女優賞にも複数回ノミネートされるぐらいの名女優でもあるんですね。
最近だと『ザ・モーニング・ショー』というAppleTV+オリジナルドラマで好演していたのが印象的です。
本作はリースが当時産休明けの復帰作品だということですが、実に表情豊かでいい役者だなと再認識。
もうね、今の少し年を重ねたリースもいいんですけど、この17年前の若いリースはめちゃくちゃ可愛らしいんですよ。
リース演じるエリザベスが住んでいた家に、妻を亡くしたデヴィッドという男性が引っ越してきます。
このデヴィッドを演じるのがマーク・ラファロ。
なぜだかこの2人が共演していたんだという感動と共に、交通事故に遭ってしまったエリザベスがゴーストとしてその家に登場するわけです。
この映画の面白いところは2人の掛け合いはもちろんなんですけど、エリザベスが医師である設定がきちんと活かされるところなんですよね。
彼女がデヴィッドをサポートしながら、医師ならではの行為に及んだりするんですね。
ゴーストになる前のエリザベスはどうなったのか、というのも本作のミソなわけですが、まぁラブコメの定番的な展開といえばそれまでなんですが、そんな当たり前のような着地が心地良いんですよね。
ちょっと気の強い女性という役柄がまたリースにピッタリ合っていて、とても好きな映画の一つになりました。
〈キャスト〉
エリザベス(リース・ウィザースプーン)
デヴィッド(マーク・ラファロ)
ジャック(ドナル・ローグ)
アビー(ディナ・ウォーターズ)
ブレット(ベン・シェンクマン)
ダリル(ジョン・ヘダー)
カトリーナ(イワナ・ミルセヴィッチ)
フラン(ロザリンド・チャオ)
ドクター・ウォルシュ(ロン・カナダ)
メートル・D(ウィリー・ガーソン)
※2022年自宅鑑賞110本目