浅野公喜

ブラディ・キャンプ/皆殺しの森の浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.0
イタリア産、だけど舞台はアメリカな典型的80年代スラッシャー映画(と言ってもImdbによるとイタリアで殆ど撮影されたと書いて有りややこしいですが)。

キャンプ場で殺人が繰り広げられ・・というストーリーとガラスを突き破ったり斧を顔に突き立てるといった一部殺され方はまんま「13日の金曜日」で個性は希薄なものの、そこを経営している夫婦の妻が保安官と不倫関係でそれを知ってる夫が妻を憎んでいたりとちょっとだけ凝っており、ゴブリンのメンバーであり「デモンズ」でもお馴染みのクラウディオ・シモネッティが印象的なBGMを提供。この手の作品が好きな方はそれなりに楽しめるはず。

監督は「食人族」のルッジェロ・デオダート、脚本にはルチオ・フルチ監督でもお馴染みダルダーノ・サケッティ(変名でデヴィッド・パーカー・Jrとクレジット)が参加、キャンプ場を経営する夫婦の夫を演じるデビッド・ヘスはウェス・クレイヴン監督の「鮮血の美学」で殺人鬼グループの若者の一人を演じていたみたいです。
浅野公喜

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