ありんこ

ブラディ・キャンプ/皆殺しの森のありんこのレビュー・感想・評価

2.0
う〜ん。あの時代によくあるスラッシャー。イタリア製だけど、どう見てもアメリカンな映画。とにかくみんな脱ぐ。男もすっぽんぽんになるのには笑った。

15年前カップルが殺された曰くつきの森とキャンプ場に若者たちがやってきて、謎の白髪の怪物男シャーマンに殺されていく……という一応のあらすじはあるが、例によっていろいろと雑な展開で、画質も悪かったので何がどうなって殺されたのかもわかりづらい(笑)。
たしかにツイストというか、意外な殺人鬼の正体がわかるラストになってはいるのだが、どう考えてもあれだけ殺すのは不可能だよなぁ〜と皆が思うだろうことに対して、最後の最後にシャーマンは本当にいた!みたいなオチが付け加えられている。

ミムジー・ファーマーがまたしても「らしい」役を好演していた。今回はトラウマ植え付けられる方じゃなくて、植え付ける側だったが。
殺戮シーンでかかるテーマが印象的だなぁと思ったら、goblinの人(クラウディオ・シモネッティ)だったのを後から知る。
ありんこ

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