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不思議惑星キン・ザ・ザのnaのネタバレレビュー・内容・結末

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

クー!気が抜けるような音楽とシュールでコミカルな異星人たちの生活がツボにはまった。
騙されたり利用されたりしながらも結果的には人情味あふれるストーリー。自分たちと違う世界にはその世界のルールがあり、ちょっとずつその世界に順応しながら異星人とも友情が芽生えていくという、なぜか最後にはふわふわと暖かい気持ちになる。
最後に地球に転送してくれた人、一番最初に地球で出会った異星人なのが繋がりを感じる。靴下あげててよかったね。
ピカピカ点滅するものに対してクーする癖が染み付いてるの笑った。誰がなんと言おうと2人はあの星で一緒に過ごしたんだと言う事実。あと基本何でもクーで表せるのに罵倒の言葉は別であるのが面白い。
プリュクの階級社会だとかPJの同性愛を思わせる描写だとか風刺的な意味合いを持つであろうシーンもあり、このシュールな作風でそれを上手く組み込むのもすごい。
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