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軍旗の陰影(かげ)のghostboatのレビュー・感想・評価

軍旗の陰影(かげ)(1975年製作の映画)
2.0
退屈。オープニングの壮大な野外撮影でかましにかかってくるが、それ以外はほぼ全編室内劇という落差に拍子抜けしてしまう。法定劇という体裁を取りながらも裁判が行われるのは少しばかり広い部屋。奥行きすらも感じない超簡素な造り。まさに平面的。演劇的と言うのも失礼なくらい映画的な工夫がない。ステイシー・キーチが良かったので+0.5。なんだかんだで暗闇の中でのラストはゾッとしたので+1.5点。マイケル・アンダーソン追悼2本目にして早くも挫折しそう。。。

本作海外では評判がいいみたいで、1975年のナショナル・ボード・オブ・レビューの10本に選出されてて驚いた。同年の選出作は『ナッシュビル』、『イナゴの日』、『HEARTS OF THE WEST』、『さらば愛しき女よ』などなど。『HEARTS OF〜』はハワード・ジーフ監督、ジェフ・ブリッジス、アラン・アーキンが主演の西部劇コメディ。日本には入ってきてない模様。みたい。。。
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