もこもも

天使の入江のもこもものレビュー・感想・評価

天使の入江(1963年製作の映画)
3.8
ジャック・ドゥミ監督作品を初めて視聴

真面目な銀行マンであるジャンが友人に誘われ初めてのカジノで大勝ち、その後休暇で訪れた南仏で恋と賭けに溺れていく...
オープニングのカメラワークと音楽、挿入歌が最高に素敵、これやからフランス映画は堪らない
カジノが舞台ということでギャンブルそのもののようにジェットコースター型の浮き沈みがあるストーリーだった
ジャッキー役のジャンヌモローもジャン役のクロードマンも素敵な役者さん

ギャンブルの深みにハマっていくジャンとギャンブルから抜け出せないジャッキーを見てると「ギャンブルにのめり込み注意」という童話のような教訓を得れる
ギャンブルにおいて、当たるっていう感覚ほど厄介なものはないよなぁ
ほんで最悪なのが本当に当たってしまった時
ギャンブルをしたことがある人は少なからず共感できるところがあると思う

「賭けの魅力は贅沢と貧困の両方を味わえること」
もこもも

もこもも