あまのうずめ

五月のミルのあまのうずめのレビュー・感想・評価

五月のミル(1989年製作の映画)
3.8
「ミニシアターに愛をこめて」特集にて鑑賞

'68年5月南仏の田舎町の広大な土地と屋敷を持つヴューザック夫人が亡くなる。長男ミルは家族を集めるが5月革命が行われる最中で中々集まらない。

冒頭で一度観ていると気付いたが最後まで楽しめた。様々なことを皮肉り、ユーモアとペーソス溢れるブラックコメディ。

ザリガニを皆んなでむさぼりながら、あーでもこーでもないと語らい合うシーン好きだ。ラストシーンに浸れる余韻がまた良い。

ルイ・マル監督の晩年作。