1975年に起きたエリー・ケドワードが子供達を襲った事件は、過去のものとして封印されたかに見えた。
だが、1940年に8人の子供達の誘拐事件が発生。
翌年、ラスティン・パーという隠遁生活を送る男の住処で、7人の子供達の遺体が発見される。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を受けて、その中の1つの出来事に焦点を当てた作品。
本作は、『ブレアウィッチ2』の予告編として制作された作品です。
この作品は『ブレアウィッチ2』の序章となってますがさほどでもない。
構成的には「世界まる見え」的。
本作は『ブレアウィッチ2』の前哨戦でしかなく、わずか40分と短くて劇場公開もされませんでしたが、濃密さは格別。
内容は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』シリーズの中で触れられているラスティン・パーの事件に迫ったもの。
『ブレアウィッチ2』を宣伝!にしたら、良く出来たドキュメンタリーです。
『ブレアウィッチ2』より、こちらの『バーキッツヴィル7』の方が、想像力を喚起するように見せてくれるから面白いです。
まぁ、借りてみる分には楽しめると思いますよ。
想像力を働かせながら、映像を見たい人には、お勧め。
ただし、スタッフにしてもキャストにしても、本家『ブレア・ウィッチ~』に関わった人間はほとんどタッチしていないようなので、根本的に別物と考えたほうがいいのかもしれない。