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マルコヴィッチの穴のココのネタバレレビュー・内容・結末

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・マルコビッチ自体は ザ・シークレット・サービスとコンエアーの印象がとても強く、嫌いじゃないし
発想はすばらしいのだが、この映画は自分には合わなかった。

まず、登場人物の誰にも共感できない。あえて言うとレスター社長くらいで、ストーリーを奇妙・不思議にしようとしてるのか皆奇抜な性格や生活をしているので行動に対して「なんで?」が抜けない。

おもしろいのは、マルコビッチ本人が穴・トンネルに入った時くらいで、パッケージ以上の驚きも感動もない。

マルコヴィッチになれるとして一時的に見てるだけならまだしも、器なので視覚以外の感覚がないのになり続けたいのだろうか。そこまでの理由描写が弱い。
長生きしたい、不老不死になりたいというレスター社長や老人たちはわかるけれど。
あと、長くマルコヴィッチになってる期間、本人の肉体はどうなってるのかな。

結局、あの穴はなんなのか、どうして生まれたのか。ビルの中にあるし、過去からの経緯もあるのでその説明がほしいところ。
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