古いアパートで、長期休暇に補講合宿をさせられる主人公達。
そんな中、主人公の女の子は何故か夜な夜な夢の中で少女の霊に襲われ、寝苦しい日々を過ごす。
周りの友達は霊など居ないと半信半疑で、それならとノリで降霊術をすることに。
すると、次第に奇怪な現象が起き始め…
『モーテル』のスタッフが放つアクションホラー。
ある少女の霊と遭遇し、姿を現すのには何か理由があるのではと思い交霊を行ったら、別の殺人鬼の霊が降りてきた、というストーリー。
謳い文句に「あのモーテルのスタッフが~」というのに惹かれて借りてみました。
あまりユーザー評価が高くない映画ですが、そんなに悪くもなかったです。
怖さはあまり無いものの、決して退屈はしないですよ。
登場人物、若者グループ5人、警備員1人、幽霊2体と少人数で相関係は理解しやすいし。
まあ、えっ?と思うところはありますが、ホラー特有のご愛嬌で。
ホラーが好きならばそんなにハズレでもなく普通に楽しめるかと思います。
ちょっぴり『シャイニング』風味の雰囲気もあったりなかったり…
ただ、殺人鬼の演出が恐ろしくチープで緊迫感があまりない。
殺人鬼は別に幽霊である必要はないぐらい普通の人間な見た目です。
この映画は低予算気味の映画だとは思うのだが、せめてもう少し幽霊役のメイクに金をかけてあげて欲しかった。
しかし、少女の幽霊は首が折れている姿でちょっと怖いです。
欧米の幽霊でなく、日本のホラー映画に登場する幽霊に近い感じです。
ラストのオチはホラーにありがちって感じ。
ちなみに、女子3名はそれぞれちょっと可愛いですが、無駄オッパイシーンはございません。