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トゥー・ラバーズのimachamaのレビュー・感想・評価

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)
3.4
ホアキンのキャラクターに血の通うような演技が、素晴らしいです。
グウィネスも美しい。
新興宗教のコミュニティで幼少期を過ごしたホアキンが、アメリカのユダヤコミュニティの青年を演じています。
窓越しの電話は、モチーフの『白夜』で空を見ながら少女と青年が語り合うシーンに重なります。

ミシェルに幻想を重ねているかのようなレナードと、恋人に望めない優しさをレナードに求めるミシェル。
どこまでも視線が交わらない二人。
ミシェルはそのことに気づいているけど、夢見ているレナードは気付かない。
レナード母の、息子を察し思いやる愛情に一番グッときました。
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