真昼の幽霊

トゥー・ラバーズの真昼の幽霊のレビュー・感想・評価

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)
-
ジェームズ・グレイが監督なので、もちろんただのラブロマンスではない。ホアキン・フェニックスが演じる主人公はなんとなくヤバい雰囲気醸し出してるし、うっすらバックで鳴る音楽も不穏だ。こういう定型的な話を微妙に「ずらして」作ることのできる監督は力量があると思う。

でもこの話、主人公でもグウィネス・パルトロウが演じてるメンヘラ女でもなく、イザベラ・ロッセリーニが演じた母親が一番怖いなあと思うのは自分だけですかね。あの「なんでもお見通し感」っていうか…。
真昼の幽霊

真昼の幽霊