Shirorin

トゥー・ラバーズのShirorinのレビュー・感想・評価

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)
3.2
NY。
婚約者に捨てられ自殺未遂を繰り返すレナード(ホアキン・フェニックス)。
両親の知人の娘サンドラは、レナードに好意を寄せているが、同じアパートのミシェル(グウィネス・パルトロウ)に一目惚れ。2人の女性の間で揺れるレナードの決断は…というストーリー。


まあ、ミシェルが魅力的なんですよ。
長い金髪、スタイル抜群で華やかな美人。
一目惚れしちゃうの分かるけど、彼女いるの知っていても、いつでも構わず電話したり呼び出したり、レナードをブンブン振り回す。男って、こういう手に入らない女が好きだったりするよね〜。


サンドラは、好きな映画は『サウンド・オブ・ミュージック』という、良い子だけど地味。

好きな人から求められたら拒めないよね〜。つくづくサンドラが可哀想でした。
約束をドタキャンされ続けたりして、普通女なら、レナードの心がここにないこと気付かない?


ホアキンが主役なせいで、映画全体が終始暗くて辛い。私はまた自殺するのでは、と無駄にドキドキしてしまった💦


あっちがダメならこっち?と批判したくなる気持ちも分かるけど、恋愛は綺麗事ばかりじゃない。こういうことってよくあるのでは。

全てを知りながら息子を見守る母(イザベラ・ロッセリーニ)の表情がなんとも言えない。

一応最後はみーんな丸く収まり、ハッピーエンド。


ところで、レナード。
あのリング💍カルティエ🎁だよね。
随分頑張ったな。
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