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トゥー・ラバーズのnagashingのレビュー・感想・評価

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)
3.5
視線のドラマ。イザベラ・ロッセリーニが元カノに似すぎてて震える。ママンの愛ゆえの観察眼がヤバい。グウィネス・パルトロウ←ホアキン・フェニックス←イザベラ・ロッセリーニという窃視の連鎖シーンがたぶん映画全体の縮図。両親から提示される幸福像を抑圧と感じている子供部屋おじさんが、そこから逃れるために地雷女にハマっていくという話。現代の寓話すぎてツラい。見る・見られるの関係においてつねに心理的優位を確保するホアキンにも心当たりがありすぎて他人事とは思えない。
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