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欲望の旅の8bitのレビュー・感想・評価

欲望の旅(2003年製作の映画)
3.5
ラストに唖然。

無垢で繊細な美しさを持った男女の逃避行的な旅が淡々と描かれ、映画的な説明もストーリー展開も皆無。
とにかく様々な場所で二人はやりまくる。
男の喘ぎ声が凄すぎて笑った。

まるで二人以外存在しないかのようなどこか現実離れした世界観は何かのきっかけで崩れ落ちてしまいそうな危うさをはらんでおり、不思議な緊張感があります。

そして終盤。
凍りつくような急転直下の出来事が。
観る者を置き去りにしたまま映画は終わってしまいました…。

セックスと暴力、無垢と狂気は紙一重ってことでしょうか??
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