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Unbalance -アンバランス-のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

Unbalance -アンバランス-(2010年製作の映画)
2.0
チョコレート工場で働くマリーク(ハンダ・コージャ)は8歳の時に父親を亡くし、それから12年間母親ジャンヌ(バーバラ・サラフィアン)と2人で暮らしている。
ジャンヌは12年笑顔が消え、なぜか父親の死因については語りたがらない。
マリークは同世代の男性には惹かれず、年の離れた男性とばかり肉体関係を持っていた。
ある日父親の幼馴染みで親友だったジャコビー(ヤン・デクレール)がマリークの勤務先に現れ・・・。

日本劇場未公開作品。

オープニングで父親がいなくなった事が分かり、年上の男性に惹かれるってのはせいぜい父親くらいの年齢の男性かと思いきや…主人公マリークが肉体関係を持つ男性は老人なんです。
てっきり父性を求めてるのかと思ってたんだけど…。
お爺ちゃん世代にとっては若い娘とセックス出来るなんてご満悦でしょう(笑)
ま、どこまでしてるのかは分かんないですけどね。
モロなシーンはそんなに無いので。
むしろ老いた肉体を写真におさめてそれをコレクションするのが趣味という娘さんなんです。

後半は父親の死んだ原因などをめぐって母親との確執なども描いてますが、やけに中途半端な状態で終了。
「で?」という感じでしたが、まぁ母子との絆は何気に深いってことですかね。

上映時間が短いのでサクサク見られる映画でした。