チェコスロバキア風にポップなゴシックロリータビジュアル.わけわかめなキリスト教圏ファンタジーが融合した異色作。
少女映画としてたまたま目についた本作を見てみた。
まず本作は1969年チェコスロバキアの作品で、少女が見る幻想チックなファンタジー世界とか言われてた。だがしかし実際に見てみると少女目線から見たものではなく少女が存在する世界そのものがもはやおかしいんじゃないかとおもうぐらいのカオス世界で困惑せざるを得ない。
同じくチェコスロバキア60年代後半でキリスト教圏世界を描いた"マルケータラザロヴァー"っぽい雰囲気で意味不明な語りと説明無しのストーリーライン.ビジュアルに関してはまた同じくチェコスロバキア60年代後半"ひなぎく"みたいなビジュアルとかで良さそうではあるんだが、いかんせんまったくハマらず。終始謎の魔女や吸血鬼などが少女を驚かせたりするんだが、流石に意味不明すぎる映像に当惑してしまうだけに終わってしまった。
