大道幸之丞

フレンチ・コネクションの大道幸之丞のネタバレレビュー・内容・結末

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

昔からずーっと引っかかっていてやっと鑑賞できました。

フランスから密輸された麻薬捕物です。実際の事件がベースになっています。主役の刑事は"ポパイ" ことジミー・ドイル(ジーンハックマン)と相棒の"クラウディ" ことバディ・ルソー(ロイ・シャイダー)。

フランス人アラン・シャルニエは黒幕、一定の地位にある人物だが、頼まれ仕事でフランス人タレントの自家用車に麻薬を隠し載せ、外交ルートで自家用車ごとアメリカに運び込む。

ちょっとやりすぎな刑事役"ポパイ"ドイルの執拗さも良い。ドイルがしつこく邪魔になったシャルニエが殺し屋を差し向けるがそこから破綻が生じてしまう。高架線に乗って逃亡する殺し屋を路面からカーチェイスで追う場面も見応えある。

今の時代なら特に刺激的な内容ではないかもしれないが、公開当時の1971年の第44回アカデミー賞に8部門でノミネートされ5つの賞を受賞したらしいので、その後のアクション映画で多大な影響を与えた作品なのだと思います。