このレビューはネタバレを含みます
児童向け小説、ピーターパンのアニメ映画。
ピーターパンとフック船長を倒しに空を飛ぶ冒険譚。
面白かった。
昔のディズニーって今ほどピュアなファンタジーじゃなくて、意外に腹黒いところあるんよね。
本作も、ピーターパンがフック船長を懲らしめるところは、いじめっこのそれに近いものがあり、弱肉強食にも似た勧善懲悪がなされていた。
やりすぎてフック船長に同情するほどだった。
片手をワニに食べさせなくてもなあ……。
ピーターパンの子供ゆえの、純粋さが一層いじめを助長しているような、そんな正義だった。
あと、ティンカーベルな。
あいつ、性格悪すぎん?
びっくりするわ。
死にかけたときも、全く同情湧かなかったもん。
自業自得だなあとしか思わなかった。
子どものいいところ、悪いところ。
純粋なところを抽出したような作品だった。