ダイセロス森本

宇宙人の解剖のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

宇宙人の解剖(2006年製作の映画)
4.1
1995年、世界中で話題となった、政府が宇宙人を解剖している一本のフィルム。それは50年以上秘密にされていたらしい。
一応年代や話題になったことまでは本当にあったことなので、はたして宇宙人が本当に居たのかは…わからん。

と、このフィルムを譲り受けた若い阿呆(主人公のことをこんなに悪く言うのは初めてだが許してほしい)が、フィルムをダメにしたので焦ってリメイク(彼曰く)し、大儲けした話。

コメディ調で実によくできている面白い宇宙人話で、結局最後まで「宇宙人は存在したのか」の真相は明らかにならない。あのラストはなかなか面白かったけれど。あのフィルムもまた偽物だったりして?。

夢のある宇宙人話を最後まで崩壊したトンデモナイお話だが、これはこれで最高に良い。宇宙人話が出る度に、これを思い出しそうだ。

テレビでよくやる「未確認生物」…あんなものも、あの映像一本でいくらになるやら。こちらはビビってみているけれど、提供側はその報酬にビビっているかもしれない。なーんて。夢は壊さないように。