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肉体の森のmiyuのレビュー・感想・評価

肉体の森(2010年製作の映画)
3.2
ブノワ ジャコーの映画は、『エヴァ』と
『あるメイドの密かな欲望』を見たが、なんだかいつも、スッキリした感じの物語ではない。。。

本作も、モワッとしている。。。
コレが彼の作風なのかもしれない…

主人公のジョセフィーヌは催眠術にかけられ、放浪者のティモテに操られて、連れ去られる。。。

音楽が 妙に ミステリーぽい。。。

ジョセフィーヌ自体 自分の中に
押さえつけてきた性欲があり、
ティモテといると それを解き放てた為
放浪生活をしていた感がある…

多分、ある意味 自分の欲望の為に
ジョセフィーヌはティモテを利用した気がしないでもない…

裁判では、ティモテの催眠術にかかり
彼について行かざるを得なかった…
彼に無理矢理 犯され 何度も関係を持った…
って 事になったが…

彼女はイヤイヤ彼と交わったわけじゃなく
最終 都合よく彼を利用したに過ぎない気がした…

赤ちゃんは ティモテの子みたいな…
(妙に 目がクリンとして 似た子を使ってあった…)
新婚の旦那さんは、それに気がついているのか???
妙に 幸せそうだし…謎…

それに引き換え、お父様の亡くなり方が
チョット 切なく感じる…


*あーぁ ティモテになってた人
BPMのヒトやったんか!
見た事ある顔やなぁ〜とは思った。。。
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