ミステリー作家志望のヒロインがネタ探しのためやってきたマルタ島で思いがけない事件に巻き込まれる。
ヒロインは何故命を狙われるのかは徐々にわかってくるのだけど、次々に現れる人物たちが正体を明かしていくだけ。せっかくヒロインをミステリー作家の卵としてるのだから、謎解きを楽しむものになっていれば良かったのにと、そこは残念。
それでもマーゴット・キダーが変顔を駆使してドタバタやってくれるのが楽しい。
白状薬のようなものを注射され、目の焦点があってない状態で素直に本心を吐露するところなど、普段の気の強さとは違った一面を見せるのも可愛らしく、追悼作品としては最高だった。
RIPマーゴット

ミステリ作家を目指すマーゴット・キダー（ミッキー・レイモンドって）が執筆を兼ねた休暇で訪れたマルタで探偵の真似事。どこへ行ってもスキだらけナメられまくりなのに、なんとか自立して事件を解決しようと走り回るマーゴットが素敵。人を見る目がないマーゴットが素敵。自白剤打たれてヘロヘロで相手役に好きと言ってしまうマーゴットが素敵。ラストのカーチェイスも素晴らしくて大満足です。