まっどしーがる

ズールー戦争/野望の大陸のまっどしーがるのレビュー・感想・評価

ズールー戦争/野望の大陸(1979年製作の映画)
3.5
全く知らない映画だったが、偶然CATVを録画して鑑賞。

タイトルからして勝手にウエスタンかと思い込んでいた。時代的には同じ19世紀の物語だが、こちらの舞台は現代の南アフリカ共和国にあたる『ズールー王国』。大英帝国が先住民に植民地化の侵略戦争を仕掛けた史実の映画化。

普通に考えれば、近代的な武器(大砲、ライフル)を備えるイギリス軍が勝ちそうなものだが、槍と盾しか持たない先住民が勝ってしまった。
ただし、この後二度目の戦争でイギリスが勝ち、ズールー王国は滅亡している。

戦闘シーンは、大量のエキストラを使った人海戦術のおかげで中々迫力があった。丘の向こうに先住民が現れるシーンは、『ファントム・メナス』の戦闘シーンに似ていた。

実は同じ事件を映画化した1963年製作の『ズール戦争』と言う作品もあり、最初はそちらと勘違いしてしまった。
本作は実際の事件からちょうど100年の節目に映画化されている。
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