GaPTooth

愛と殺意のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

愛と殺意(1950年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

結局「愛があれば何も要らない」とか「あなたと2人なら耐えられる」なんてのは幻想に過ぎんってことを知らしめる自己本意で利己的な女の末路。
親友の恋人グイードに横恋慕した挙げ句の果てに親友を見殺し(ある意味事故じゃ無いよね)、嫉妬深い金持ち情夫の監視の目から自由になりたくてグイードを利用して"夫殺し"を企て(何の因果か夫は勝手に死んでしまったが)、最後には自分の保身しか考えていないことを露呈。孤独のまま満たされない心を抱き締めて生きていかざるを得ないことが予測される終幕。

アントニオーニ臭が漂う作品。
画がアートアートしとる。
衣装も洗練されたアイテム多様(ドレスやヘッドドレスまでも)

好みではなかったので★は無しで。
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