猿山リム

ミノタウロスの秘宝 シンドバッドと迷宮の獣神の猿山リムのレビュー・感想・評価

1.2
 丑年に牛の映画を観ようとミノタウロスでヒットした映画。
 ジャケ写などから、このミノタウロスは別ものな気がして、迷宮の怪物ぐらいの意味で適当な邦題を付けた経過と思ったら、原題もミノタウロスらしかった。

 ギリシア神話をベースにしているようでしてない独自の逸話をベースに、黄金の巨像の頭を求めてシンドバットが冒険するアクションファンタジー。 
 クレタ島の集落から迷宮に入り、牛の化け物に襲われる話。
 地図を入手する過程で敵対した魔法使いも加わりピンチの連続を切り抜ける。
 スリル満点の展開をB級補正でちゃっちくした感じ。

 封がしたままの新品で鑑賞したんだが、途中音と画像が滅茶苦茶のチャプターがあった。
 壊れかけのデッキで鑑賞していたからかもしれないと、別のデッキで観ても同じ症状で・・・。
 明らかに不良品な気もするが、この手の映画は意図した編集の可能性もなくもないし面倒なので放置する。

 シンドバッドらしく何人もの美女を侍らせるけれど、ポロリ以上なし。
 話も展開も滅茶苦茶だし、B級好き以外にはオススメできない。
 B級好きはすすめなくても観たり観なかったりするだろうから無理にすすめない。

 デカい牛タイプのミノタウロスが活躍する牛怪獣ものカテゴリーで。
猿山リム

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