毒電波バンビ

TOMORROW パーマネントライフを探しての毒電波バンビのレビュー・感想・評価

3.5
朝一から地球環境についてお勉強。あの女優メラニー・ロランがなぜ、本作のドキュメンタリーを制作したのか気になったので劇場まで。

“いつか地球は滅びるかもしれないけど、それを長く延ばすことは人類にとって課題”

「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」さまざまのテーマの分野を巡るため世界へと旅に出るロードムービーでした。

パーマカルチャー(オーガニック)、インクレディブル・エディブルみんなの菜園(町や道に野菜やハーブを植える)、グリーンエネルギー(太陽と風で家電)、トランジション・タウン(地域作り)、ゼロ・ウェイスト(ゴミのリサイクル)、フィンランドの教育(自主性教育)、新しい暮らしを始めているたくさんの活動家たちのエピソードはすべて魅力的。自分のライフスタイルをできることから始めることにより個々の活動が一歩一歩の前進となる、それが組織となり世界へと拡散され大きな革命へと変わるのかもしれない。

その中でイギリスの一部では2012年から地域通貨を発行。紙幣のデザインには超格好いいデヴィッド・ボウイ! これこそユニークな地産地消であり、食育にもつながり町おこしなど地域の活性化が楽しく出来ますね。

楽しみながら学んでいくことで継続できるし、ポジティブに環境問題について考えると未来のために出来るNEWライフスタイルが見えてくる。

今に始まったことではないけど、身近なことから地球に優しい行動をしなければならない。まだまだ毎日の生活の中でもヒントがあるはず。