ayuka

TOMORROW パーマネントライフを探してのayukaのレビュー・感想・評価

-
映画としての出来を評価すると、唸っちゃう所ではあるけど、この映画が伝えたかったことを思うと、大成功なんじゃないかな?それぞれのテーマごとに分けて見ると良いと思う。農業、エネルギー、経済、民主主義、教育。情報がもりもりのこれらのチャプターをぶっ通しで見るのはなかなかキツいものがある。

ドキュメンタリー映画というよりも、学びの場であり、考える材料だった。詳しく、私たちが生活レベルで何をできるかは提示してくれなかったけど、社会で何が起こっているのかを説明してくれていて、その上で私たちには何ができるのか、どうやったら社会を変えて行けそうかっていうのを考えさせてくれる映画だった。そんで出てくるモデルケースがなんだかオシャレに見えるんだよね。不思議なものだ。古代のような生活への回帰がオシャレに見えるとは。不思議だ。

CO2の排出を抑えるにはどうしたら良いのか、再生可能エネルギーへシフトチェンジしていってる国々、ゴミを堆肥へ完全再利用する都市、地域通過の活用などなどなどなどなどなど、とにかくインスピレーションを与えられる。けど実際にどうしたら良いんだろう、って、さっきも書いたけど、考えさせられました。私たちにもできることが確かにあるはずだと思いました。ちょっと勇気をだして、現実的に言うと、お金もだして、なにか大胆なことをしなくちゃいけないと思いました。

このままじゃ世界は滅びる。たしかにそんな感じがする。それを本当にどうにかしなきゃいけない。自分たちの子どもが、食料と水のために争わなきゃいけない地球にしたい?コンビニで毎回もらうビニール袋や、シュレッダーにかけられる大量の資料や、だしっぱなしの水。世界中のみんながこれらに気を遣ったら、どれだけの資源の節約ができるんだろう。それを実行させるにはどうしたらいいんだろう。う〜ん頭が痛くなってくる。地球には、世界には、手に負えない問題がたくさんありすぎる。でもとりあえず私は、これからできるだけ毎回エコバックを持ち歩こうと思う。それくらいしかできなくて泣けてくる。
勉強しなくてはいけない、という気になった。環境のことを勉強して、農業のことや社会の仕組みを勉強しなくちゃ。世界をより良くするにはどうしたら良いんだ!!ドツボや。

最初の農業のチャプターをみて、私も農業やりたい、、、と思った。最近農業に興味が出てた、、、。生きることに一番身近な営みだ。農学部とか行った友達は、よくその決断を高校生でしたよな、先見の明ありすぎだろ、と思う。尊敬。

ドキュメンタリーにしては画が綺麗すぎでした。次回はメモを取りながらみます。
ayuka

ayuka