うーむ、どう評価したらいいものか…。
製作総指揮がケビンスペイシーです。ユージュアルサスペクツでアカデミーの助演男優賞、アメリカンビューティーでは主演男優賞を獲得している一流俳優です。
そんなケビンスペイシーからの挑戦とまで銘打った本作をひたすら謎解きミステリーのつもりで観てしまいました。
はっきり言って、日本での配給元のパッケージ作りのミスではないかと思います。
ミステリーの新しいパターンを作ったとまで賞賛されたユージュアルサスペクツを彷彿させるような作品を期待してしまったのは私のミスではありますが、「ケビンスペイシーからの挑戦」なんて文言はなかった方が先入観無しに観れたのに…。
まぁ、作品としてはミステリーのカテゴリーではなく、ヒューマンドラマのカテゴリーとして考えればそれなりに楽しめます。
ただ、いろんな伏線を張って観る人を混乱させようとする意図は、やはり制作者サイドもミステリーとして観てもらいたいというコンセプトがあったとしか思えません。
あえて、ミステリーとして観るとしたら…かなり辛口ですが、この点数とさせていただきます。
まぁ、気になった方はご覧になって確かめてみて。