この映画が煽りたてる映画的感性の昂ぶりは、誰もが間違いなく瞳を差し出していながら、抒情とは折り合いが付かぬが故に見落とされがちな陰翳豊かな照明の力からくる。
表層に露呈したものの輪郭や影の濃淡の戯れ…
白黒ながら陰影を巧みに使った映像美。
音楽効果を多分に感じた。
魔女狩りが横行した時代背景やそもそもの宗教的価値観は完全に理解できるものではないため、そもそもの作品理解も簡単ではないが、一つの事件…
グロテスクなお話
途中まで魔女なんているわけねぇだろふざけんな!と思っていたのにその存在を感じさせてしまう手腕はとてつもない
演技が凄い
ラストの葬式の子供たちを回りながら撮るシーンは本当に素晴らし…
こちらも鑑賞から日数経過してしまいレビューが微妙です。
中世ヨーロッパの魔女狩り。
陰影が非常に美しい。
そしてアンネの強く深い眼差し。
愛を知ったアンネの変化とラスト。
それにしても女性だけ…
人はいつ魔女になるのか。
信じるものが、すべてなくなった時だ。
神への畏れすら手放した、その瞬間だ。
誰が魔女を作り出すのか。
火あぶりなんかとは無縁だと、神に誓える奴らだ。
本当の魔女は誰なのか。…
(c) Danish Film Institute