キネマ寸評

ネメシス2のキネマ寸評のレビュー・感想・評価

ネメシス2(1995年製作の映画)
3.0
最初に言っとくと、この2は3とセットで観られたい。何故なら多分2と3同時撮影だから。

ガチムチマッチョのスー・プライスさん。
ピュン先生、どこで見つけてきたのか、。
今回の主役は筋肉女子。
あまりにガチムチすぎて小柄な身体の各パーツが短く見えてまるで着ぐるみ着てる人みたいで微笑ましいのだ。走ってるシーンとかそれだけでフフッてなるのである。
なので割と露出した服着て戦うのだが、その手の筋肉マニアにしかウケない、自分にはエロさゼロなのである。

サイボーグ優勢の未来から、タイムトラベルでイケてる子供を過去に連れてきたオッかさん。何故かアフリカっぽい不毛なとこに…。しかも乳飲児!
そんな乳飲児をアフリカっぽい灼熱の大地の草の木陰にサヨナラとか言いながらそっと置いて行くお袋。
いや、子供1時間も持たんぞ灼熱の大地、おい。
でもコイサンマン達が拾って最強の戦士に育ててくれました。育ちきった頃に未来からプレデター的なネビュラがやって来て戦いに。
そんな話。

今回は1の時みたいな脚本ひねりはあまりなく、とにかく筋肉女子が逃げてネビュラが追うだけ。脚本が薄く、途中で訳あり女子二人組の裏切りとかあるのだがただの蛇足。プレデターはカメラワークで早く見せてるが、実際は重くて現場も暑くてまともに動けなかったように見えるノロノロ。それでもキレは無いが立ち回りはなかなか面白く、爆発あり。
たまにネビュラ目線のロボット画面になるのだが、DOS/Vな文字がタカタカッと打たれる感じでターミネーターのチープ版。

全体に薄い。
しかし、その理由は最初にも書いた通り3とセットなのでこれで前編だから。
なので3みないと全貌がわからん、そんな続編同時撮影先取りしちゃったセンスだけがイケてる謎の続編。
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