シャブロルが描くパリジェンヌの昼と夜。害悪な男性達が彼女達の邪魔をする。それはちょうど劇中に出てくる動物園が象徴していて、絶滅危惧種の希少な鳥は社会のマイノリティである女性を、獰猛なトラはこの映画に…
>>続きを読む邦題や解説から痛快に生きていく若い女性たちの活発なドラマといういかにもヌーヴェルバーグらしい作品を想像していたのに、いざ鑑賞するとアンリ・ドガによる撮影は軽快だし女優たちの演技はポップだけれど他のヌ…
>>続きを読むずっと本当に「気のいい女たち」という感じの映画でそういう都会の享楽的な生き方をする女子4人(これが4者4様でうまく書き分けられている)のお話かと思ったら裏切られた。
ラスト、ミラーボールが回り、フラ…
クロード・シャブロル
『気のいい女たち』
女たちの日常に目を向け、夢見がちな女性が本当の恋を見つける話、かと思ったが、まったく違った。
意図的な誤解と後半の大きな裏切りが、今までのストーリーを別物と…
クロード・シャブロル監督の名前は時々目にしてましたが作品観るのは初めてでした。
4人の仕事場が一緒の若いパリジェンヌたちの恋愛事情を描いた映画ですがその仕事場がこれホントかって思いました。見るから…
このレビューはネタバレを含みます
「誰に食べられても結局は同じことなのだ。今日でも明日でも大した違いはない。」という意味深な引用から始まるこの映画は、フランスの映画監督クロード・シャブロルによるヌーヴェルヴァーグらしさ溢れる作品であ…
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