諒将

気のいい女たちの諒将のレビュー・感想・評価

気のいい女たち(1960年製作の映画)
3.5
パリの電気屋で働く4人のパリジェンヌ(ジャーヌ、ジャクリーヌ、リタ、ジネット)の話。
かったるくてやってらんないわって感じの昼間の彼女たちが面白い。(ジャーヌは、ほとんど仕事してない)
「君は社会人なんだ、頼れるのは自分だけだ」これは、うざい上司のおじさんがジャクリーヌに言った台詞だけど、なんだか耳に残った。

いつもバッグに御守りを隠し持ってる、職場のお局ポジション、マダムルイーズのキャラがよかった。

好きだったシーンは、リタがボーイフレンドの両親に会うところと、猿に餌をやるところ。あと、4人それぞれが人生に何を求めてるか話してるところ

プールで男に絡まれて沈められているところは、タイタニックの沈没直後のシーンを思い出した。

結局のとこ手段が違うだけで、男の目的はみんないっしょなんだよな。
諒将

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