JTKの映画メモ

気のいい女たちのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

気のいい女たち(1960年製作の映画)
3.0
ポスターがいい感じなんで観てみた。

なるほど。正攻法な映画ではないことが"ヌーヴェルヴァーグ"とするなら正にこれはヌーヴェルヴァーグだわ。
ラストまで妙な魅力に捕まって飽きずに楽しめた。
でも、この作品が手放しで面白かったかと問われると微妙なところ。悪くはないがね。
元々"ヌーヴェルヴァーグ"というものに関してゴダールなんかのせいで良いイメージないんだな。そもそも何がヌーヴェルヴァーグかよーわからんし。大好きなトリュフォーやロメールやロジエもその範疇らしいけども。トリュフォーなんてオーソドックスそのものだろ、今の目からすると。
ほんで何だっけ?(笑)
そうそう。
この映画は、現時点でのわしの目からすると奇をてらってるようにしか見えん。面白いようでおもんない。思わせぶりなラストも嫌い。あれダサい。
敢えて"ヌーヴェルヴァーグ(新しい波)"ってコトバ使うとすると、N.W.レフンやヨルゴス・ランティモスの方がよっぽどヌーヴェルヴァーグだわ。

話変わるけど、Filmarksの人様のコメント見とるとフランス映画に対して「お洒落」ってワードをよく目にするが、なんそれ!っていつも思う。そんな短絡的な。(苦笑)。