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社長漫遊記のぶんぶんのレビュー・感想・評価

社長漫遊記(1963年製作の映画)
3.0
午後ロー森繁久彌没後10年を録画したものを観賞。

社長シリーズ初めて知ったが33作品もある。

映画の雰囲気は『釣りバカ』みたいな感じ
当時の時代を感じられる映画だった。

森繁久彌=白髭の素敵なお爺様というイメージだったんだけど…

設定では50歳
見た目は明らかに助平なジジイ

アメリカの視察から帰国した社長は
すっかりアメリカナイズされて
迎えに来た奥さんにキス
孫にはグランパと言わせ
愛人とは縁を切り嫁一筋にするとか言い出す
役職名をやめてニックネームにしたり…

さんざん周りを困惑させるんだけど
どうせ直ぐに元に戻ると
部下達も小馬鹿にしているのも面白い。


空港、車、街並み
社交場の雰囲気に時代を感じる。
ちょび髭にしているおじさん多くてウケる!

女子社員13000円
課長38000円という給料にもびっくり!

フランキー堺のエアーサックス
演技はなかなかふざけていたけれど
英語を喋れるんだとびっくり!
wikiみたら進駐軍で演奏していたとかで
そういう所で身に付けたものなのかな?

昔の女優さんは若いのにお色気たっぷり
部下のお見合い相手役の女優さん本当に綺麗だった〜

内容は特にないんだけどね。笑
当時の日本の勢いと伸び代を感じられて
楽しく観られる良い作品。
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