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フットルース 夢に向かってのnamのレビュー・感想・評価

4.0
「抑圧された青春をダンスで取り返す!」

ずっと観ようとしてた「フットルース」だ!と思い見始めたらリメイク版と最初は気づかず80年代の作品にしては映像綺麗だなと思いつつしばらく観てました笑 こちらは2011年のリメイク版。

その後オリジナルの84年版も見比べましたが、
かなりよい改変と感じました。オリジナルの大まかなストーリーラインは踏襲しつつ、過去のダンス禁止条例のきっかけになった事件から始まり、理不尽に感じた条例にもちゃんと背景がある事を分かりやすく伝えてくれる。

主人公のレンの母親も2011年版ではなくなった設定でより街でのアウェー感が際立っていたり、あとは見どころなダンスシーンがパワーアップ。出演者もダンスができる方々をキャスティングしているのでより派手にカッコよくなってました。

オリジナルの良い部分は損なわれておらず、かつ映像も最新で、ダンスも良くなっているのでこちらを観れば問題ないクオリティでした!

何度聞いても踊りたくなる「フットルース」の楽曲がやはり最高!映画のラストでみんなで踊る作品が好きなので本作もやはりテンション上がります!

親との関係や恋愛など青春映画としてもダンス映画としでバランスよく楽しめる一本。
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