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海辺の一日のcのレビュー・感想・評価

海辺の一日(1983年製作の映画)
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これ程良い映画を、なぜ日本で上映しないのか。

ヤンの作品は、それが強く人間的であるが故に、現代を生きる我々の苦悩や社会問題を先取りしているように思う。近代に身を置きながら、古き慣習や伝統の下に生きる、それが台湾となると、歴史も相まって、激動の時代に人々の心が追いつかなくなる。ただそこにおいても、人間と人間の関わりによる、微かな希望に触れられる。ヤン作品が好きな理由の一つかもしれない。
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