光の演出と海のさざなみが印象に残る映画だった~！家の中で踊るシーンを眺めてる姿良すぎ。
色々エドワード・ヤンの作品を見たけれど、人生で起きる出来事についての捉え方が急に楽観的にもなりうる瞬間、全てが悲観的に思えていたあの瞬間、２つの間をうまく矛盾せずに描くのが上手いし、凄い。なんか本当に人間らしいというがわかる。葛藤が本物の生きてる、という実感が見ていたらそういった感情が湧き上がるから。
年代とか台湾という国で分断できない共通的な美しさと儚さ。
今作は「エドワード・ヤン 恋愛時代」より少し前の時代、台湾の高度経済成長期の人達の質感とちょっとだけ違くてシリアスで切迫が詰まった社会で大人になりきれてない大人達。
音声の大小とマイク音ゴザゴサに年代の古さを感じたけど、浜辺のシーン綺麗だ〜今のカメラじゃこんな感じに撮れないね。
日本では上映されなかった作品、そしてDVDがマジでなかったので、運良く貸していただきとても感謝です...🌊🎹
