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海辺の一日の1000のレビュー・感想・評価

海辺の一日(1983年製作の映画)
4.3
菜々緒似のピアニストが元カレの妹の不幸話を聞く話。
エドワード・ヤンの長編デビュー作。ところどころ役者に喋らせすぎな感はあるが、引くところはちゃんと引くのは見事

公開当時の80年代から現在に至るまで、これっぽちも変わる気配のない、「家族」という枠組みの息苦しさ。夫は会社/妻は家、っていう体系の不可能性を、カカオ95%で描いたビターな作品。余談ですが、最近の中国でも、夫婦間の軋轢を描いたドラマが大量に作られてるみたいで、相変わらず需要あるんでしょうな。みんな大変だなァ
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