フー・イーモンとシルビア・チャンの美しさで絵としては2時間半以上の作品を引き締めてるように思えた。窓から入ってくる光が二人に当たり陰影を作るだけで空間が成り立つ役者はそうそういない。特にシルビア・…
>>続きを読む3時間近くあるけど長さを感じさせないのはエドワードヤンなのかクリストファードイルなのか、どっちもなのか。
ずしっとくるしかなり苦い13年のブランクは一気に聞かされたらもう、ピアノのコンサートに支障し…
エドワード・ヤンの長編デビュー作
否が応でも余韻から抜け出せない、計算され尽くした圧倒的な語り
すべての文が精緻に紡がれた分厚い小説を読み終えたみたいな巨大な満足感
13年ぶりに故国へ帰ってき…
テリー・フー(胡因夢)演じる、黒のアイラインで囲われた瞳の女性はベートーヴェンを弾く。戸惑いを隠せないドイツ語(恐らく)の音。
台湾の夏に出会った少女たちが大人になり再会する。会話ではなくナレーショ…
エドワード・ヤンのベストかもしれない。
回想と現在をライターでタバコに火をつける仕草で繋げるのは圧巻である。
クリストファー・ドイルの撮影がシンプルなように見えて、個性があり、見ていて飽きない。…
エドワード・ヤンの中で最も複雑な語りをもった映画。次作台北ストーリーから遺作ヤンヤンに至る全てのエッセンスが映画に遍在しているが、発展途上の感はやはりある。後年のヤンなら選択しないようなショットが出…
>>続きを読む台湾ニューウェーブ感が強めに出てるエドワードヤンの初期作品。ちょっとクサい所もあるけど大好き、セリフが他の作品よりも印象に残ったものが多い。
“Am I wrong?
You know? Just…