あぱっち

罰ゲームのあぱっちのレビュー・感想・評価

罰ゲーム(2006年製作の映画)
3.5
この邦題を付けた人は多分映画見てないと思う

原題の"サイモンセッズ"とは英語圏の子供達には馴染み深いゲームらしい(日本の王様ゲーム的立ち位置)

"山奥へキャンプへ来た若者達が変態殺人鬼に襲われる"というこの手のホラー映画の王道を突っ走るかのような何の捻りも無いストーリー

しかし、サバゲーマーはツルハシを針鼠のように取り付けた巨大丸太により粉砕、可愛い犬は踏み潰す、別のキャンプチームは串刺しにするなど殺し方が多彩で中々面白い

太い手作り煙草を無理矢理口の中に押し込んで吸わせた後腹をパンチして吐かせるという極悪極まりない拷問の末、人体丸焼きシーンへと続く

とにかく叫び声が生々しい

しかも、この殺人鬼を演じているのは『バック・トゥ・ザ ・フューチャー』のジョージ・マクフライを演じたクリスピン・グローヴァー(本人自身もかなり変人らしい)

どうやっても本物の異常者にしか見えない演技に圧倒される、これだけはアカデミーレベル

ツルハシ発射マシンの造形は凝っていて良かった
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