たかすぎ

借りぐらしのアリエッティのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

借り暮らし満喫しまくってたと思われる前半は見逃してしまい、途中から観始めたもののすんなり世界観も把握出来て楽しめた

小人って、幼少に観た悪いタイプのイメージもずっとあったんだ
今作は、「トロル」とか言うヤツとは全然違ったタイプの更に小さい小人種族が人間に古巣見つかって仕方なく引っ越してく話

小人は人間に見つかってはいけない掟があるんだけど、物を人間から無断で借りて勝手に床下に住み着いて暮らしているのだからそこは堂々と姿を見せて挨拶したりしばらくお借りしますよ、の一言は欲しいよなぁ🙂

それだから借りパク暮らしのアリエッティなんて呼ばれたりもするのよ😌
こそこそ感で物を持っていって「借りているだけよ」って主張はつじつまが合わないんだけどな
「借りたよ」「いいよ」で貸借関係が成立する訳じゃない?
だから盗っ人感がどうにも匂い続けるよね

だから、物を「借りる」じゃなくて小人達の認識は「狩る」の方なんだろうね
人間達から物を狩る種族
そう思ったら納得できるので不快感も無くなる
そういや狩猟スタイルな少年もいたもん

きっとゆくゆくはアリエッティの夫になるであろうスピナー
仲間が少ないと伴侶の選択肢も限られるね

「君たちは、滅びゆく種族なんだよ」「美しい種族は滅びる」
いい人そうな翔がアリエッティにそんな辛辣な事をさらっと言う場面はサイコパス臭漂ってきたけど、彼も短命リスク背負っての発言だからそういう刺々しさが彼女に対して滲み出てしまったんだね

でも家政婦のハルさんの判りやすい悪党ぶりよりこっちの瞬間の方がワァってなった
メンタルから殺りに来る方がタチが悪いと思うのw

小人居るよって言っても驚かないで存在を受け入れてた翔のお祖母ちゃんは柔軟な人ね😃

あのお高いドールハウスに私が小人になって住みたい暮らしたい🤤
家具や小物の精巧さでシルバニアファミリーを思い出した
当時買って貰えなかったなぁ

葉っぱと日差し、最後の川流れの風景が美しくて印象的🌿
彼女達一族の明るい未来を示してたのかな✨
きっと滅ばないと思う
たかすぎ

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