どぅぐ

借りぐらしのアリエッティのどぅぐのレビュー・感想・評価

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
4.3
原作はメアリー・ノートンの『床下の小人たち』

心臓に病を抱えた優しい少年と危険を顧みない逞しい小人の少女が、心を通わせる愛すべきおとぎ話。

2人の会話の深さ(脚本が本当に素晴らしい)も去ることながら、映像の鮮麗な色彩、音の演出、どれを取っても素晴らしい。


「これまでにも多くの生き物が絶滅してきた。僕も本でしか見たことがいないけど。美しい種族たちが地球の環境の変化に対応できなくて、滅んでいった。残酷だけど、君たちもそういう運命なんだ」

このセリフを、少年が紡いだことに意味がある。
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