「アメリカン・ガール」シリーズ第4作。もともとアメリカン・ガールという商品名でさまざまなキャラクターの少女の人形が売られていてそこから派生して少女たちが活躍する小説が発売され、さらにそれが映像化されたのがこのシリーズということらしい。第3作目まではテレビ映画として製作され今作が初の劇場公開作品とのこと。1930年代の大恐慌時代に貧しいながらも明るく生きるキットと仲間の少年少女と彼らを取り巻くホーボーや大人たちに起きる出来事を描いた低年齢向け作品。邦題にミステリーと付いているが謎解きに特化した物語ではないので犯人捜し系の面白さを期待すると肩透かしを食らう。子供たちの姿に胸温まる作品。ジョーン・キューザックにグレン・ヘドリーとお気に入りの女優が出てくるのがうれしい。
