オーウェン

キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリーのオーウェンのレビュー・感想・評価

3.1
子供が主役だからか、あんまりケチの付けにくい映画とでも言えばいいのか。

記者になりたいと願う少女キット・キトリッジの物語。
家庭の激情や、記者としての使命などを学んでいくという構成であり、活発な少女に対して時代は大恐慌という閉鎖された不安な空気が対比として描かれる。

その中で町に訪れるマジック集団が事件の元を提供する。

アビゲイル・ブレスリンの快活さには暗いシーンを吹き飛ばす魅力があるが、記者という部分ではそんなに踏み込んだりはしないし、いかにも子供らしい顛末になっている。

そんなに悪い気分にはならないけど、印象に残りにくい映画だと思う。
オーウェン

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