このレビューはネタバレを含みます
無理矢理ハッピーエンドにもっていこうとしただろ!なんて言いたくなっちまうラストの乱暴な展開。正直好きだな。思わず笑っちゃった。
セイラーの気持ちもわかるんだよな〜。ローラから逃げたくなる気持ち。ほんとに好きであるがゆえに向き合えないんだよな。
親の愛も知らないし、閉鎖的な田舎で良くない仲間としかつるんでこなかった自分が、誰かを幸せになどできるわけがない。ましてやそれが大事な人ならば、なおさら自分などが隣になどいるべきではないだろう。という。あー書いてて自己嫌悪だな。ホントはさぁ、そりゃさぁ。そりゃボクだってねぇ、そりゃボクだってねぇ…セイラーの気持ちなどわからねー人種に生まれたかったんだよォ…。チクショォ…。どういう人生ならセイラーの気持ちなどわからずに済んだんだよォ…。ハプスブルク家か?ハプスブルク家にでも生まれりゃよかったのか?貴族のしきたりとか、それはそれで大変そうだけど。うん………やっぱわしゃセイラー側の人間でいいや。いやよくはねーのか…。まあ、最後の最後はローラ(と子供)と共に歩んでゆく道を選んだわけなので、良しとしたい所…。