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ワイルド・アット・ハートのkurtのレビュー・感想・評価

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)
3.4
男女2人の逃避行に、娘に執着する母親が追手を差し向けてくる純愛ロードムービー。
デヴィッドリンチ監督作品。

冒頭、いきなりニコラスケイジが男を殴り殺すところから始まる、癖強映画。
リンチ監督らしく、物語に何の関係も無い人物や映像がたびたび差し込まれ、登場人物が謎の行動をする事も多々あるが、話自体は難解な事はなく、分かり易い。

出演者はニコラスケイジをはじめ皆んな若いが、終盤に登場するウィレムデフォーの存在感が圧倒的。ストッキング被ってるどアップの顔が強烈なインパクト。笑
娘の母親も中々の怪演ぶりで、途中で真っ赤に塗りたくった顔面が意味わからんし強烈。

リンチ作品にしては分かり易いのでリンチの雰囲気を感じるのに良い作品だと思います。
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