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地獄墓地・死霊のうめきのpuppetmanのレビュー・感想・評価

地獄墓地・死霊のうめき(1970年製作の映画)
1.0
私とて、かれこれ何十年とホラー映画を観てきた。
「AXE赤い斧」、「ゴゲリアン」、「悪魔からの贈り物」…といったスゴい作品にも出合った。
「デビル・ストーリー」なんてのもあったさ。
しかし、だ。
この作品…いや、このゴミは凄い。
これはいくらなんでもそーーーーとーーーーーに酷い。
一体僕の身に何が起こったのかと前後不覚に陥る凄さだ。

以下妄想
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…突然床下から巨大ハンマーでゴーン!と一撃され、膝カックン状態で窓から落ちたらそこはディズニーランド。
その先にアンコールワットが見えて中からF1カーに乗ったチベット僧の群れが手でハートマークをつくって「はにょろもーん」と言っている。
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…そんな光景が浮かんでくるバッドトリップ&パルプンテ状態に陥る驚異のゴミだ。
こいつは変な葉っぱより凄いかもしれない。

だいたい、ビデオ版パッケージも
「11人の医師が透明ゾンビに挑む!」(←‥てか、ウソ書くんじゃねーよ)とか、ジャケットイラストは気合入ってたりと期待させるのだが、その期待が劇中で報われることは一切ない。

透明なゾンビが出てきてレイプされるという女優の一人芝居のくだりや、
小麦粉を振りまいて透明ゾンビの正体がバレちゃうという脚本もカタストロフだが、その正体が総天然色のゴリラの着ぐるみ君で(ゾンビじゃねーし)、3匹の野良犬にやられてしまう結末に至ってはもはや暴動が起きかねない。

もちろん観た後は即バファリンだ。
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