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ヴァンパイア/黒の十字架のすずのレビュー・感想・評価

ヴァンパイア/黒の十字架(2002年製作の映画)
3.0
匿名人物の依頼を受けて、北メキシコへ招集されたヴァンパイア•ハンターのデレク(ジョン•ボン•ジョヴィ)。しかし、リストアップされていた他の腕利きハンターたちが次々と殺られていく。吸血鬼集団が狙う〝黒の十字架〟、そして彼らが目論む〝儀式〟とは…。デレクは新たに出会う仲間たちと共に、吸血鬼集団を追っていく…。

〝エグゼクティブ•プロデューサー〟がジョン•カーペンターとのこと。久々に見放題配信終了作品をスクロールしていたら目についた。あれ、ジャケットのこの顔はボン•ジョヴィ?と思って再生してみたら本当にジョン•ボン•ジョヴィだった笑。しかも、その物珍しさとは裏腹、演技も違和感なくて普通に観れたし、やはり大御所ロックバンドのボーカルの余裕とオーラがあってカッコよかった笑。案外と映画出演してるんだな、ボン•ジョヴィは。

日の下でヴァンパイアが火花を散らして激しく燃える演出が、他と比較するところの本作のカラーかなと思う。特別にボン•ジョヴィだからと気遣われる演出もなく、アクション俳優として正統に芝居を全うしていたボン•ジョヴィと、93分と程よい尺で、普通に苦痛なくまったりと鑑賞できた。覚悟して挑んだ分、個人的にはそこまで悪くなかった。冒険ロマンのクールな余韻も好きだったし。
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